Resident Voice

研修医の声

「 研修医1年目外科系男子から研修の感想をいただにました 」

24.10.31

2024年10月の1ヶ月間、鹿児島大学呼吸器外科で研修させて頂きました。
初めての外科ローテということで不安はありましたが、先生方や病棟の看護師の方々に支えられて楽しく過ごすことができました。
病棟では、基本的な処方や検査のオーダー、胸腔ドレーンや創部の管理などを学びました。病棟からの連絡がまず自分に来るため、上級医に相談する前に、自らある程度考えて行動する力が着いたと感じます。また、胸腔ドレーン留置や気管支鏡検査の機会もありました。救急外来に搬送された気胸の患者に胸腔ドレーン留置をした時のことはとても印象に残っています。
手術では、最初は皮膚切開や埋没縫合を主にさせて頂きました。学生時代を最後にそのような手技とは離れていましたが、術場や医局で一から丁寧に指導して頂き、だんだんできることが増えていきました。最も嬉しかったことは、2件の肺部分切除を執刀させて頂いたことです。ポートの場所や使う道具、病変の位置などを想定し、本番に備えました。いざ当日、執刀医として手術を開始し、ポートを設置してカメラを覗いたときに予想通りの位置に結節があったときは一安心でした。自動縫合器で切断して摘出し、先生方の助けもあって問題なく閉創し手術終了できました。あっという間の約1時間30分は一生の思い出になりました。
呼吸器外科で様々な経験をしたことは自分の中の大きな自信であり自慢です。充実した1ヶ月をありがとうございました。

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