永田先生が学位(医学博士)を取得しました。肺がんの悪性度に関係する分子(BHLHE41/DEC2)の役割を肺がんの臨床検体と細胞株を用いて明らかにしました。肺がんは時間の経過とともに悪性の性格を増して行きますが、その機序の解明に寄与する研究成果です。
武田先生も学位(医学博士)を取得しました。ほとんど実態が知られていない胸膜のリンパ流について蛍光内視鏡や免疫組織染色で明らかにしました。肺がんのリンパ節転移の重要な経路であることが示唆されました。優秀な学位論文と評価され、奨励賞も授与されました。